5~10分で分かる、FH-780DVD用ビデオの変換。
自分の周囲でどうやら需要がありそうなので、
carrozzeria(pioneer)から販売されているカーオーディオ、
FH-870DVDで再生可能な動画ファイルの超簡易的な変換(エンコード)についてまとめる。
※記事中の画像は全てクリックで大きいサイズを表示できます※
まずは、DivXの公式サイトより最新版のDivXをインストールする。
その際、DivX Converterもインストールする。
(標準設定のままインストールを進めれば勝手にインストールされる)
次に、変換元のファイル(ソースファイル)を用意する。
完成後を考えると、ソースファイルには解像度720×480、フレームレート24fps以上の動画が望ましいと思う。
勿論、音声もビットレートがそれなりに高いほうがいいのは違いない。
(自分自身で用意したソースファイルが再生できないなんてのは知った事ではないのだが、Google先生で「ffdshow」あたりでも調べてくると良いと思う。)
ちなみに、今回は、過去に撮影した車載動画を使ってみた。
また、ここでは「Youtubeの動画がなんちゃら」とか、「ニコ動のアレがかんちゃら」なんてのは、
正味知った事ではないのでGoogle先生かYahoo!にでも聞いて欲しい。
ただし、改正著作権法には十分留意する様にしてね…。
いよいよエンコード作業に入る。
先ほどインストールしたDivX Encorderを起動し、下記画像の様にプルダウンメニューから「DivX HOME THEATER」を選択する。
その後、DivX Encorderにソースファイルをドラッグアンドドロップし、ファイルの分析が完了するのを待つ。
コレが地味に長い。
分析が終わったら、該当するビデオの「出力」を選択肢、設定メニューを下記の通り設定する。
・「カスタム解像度」にチェック後、720×406を選ぶ。
(「アスペクト比を保つ」にチェックが入っていれば、片方の数値を指定するともう片方も自動で設定される。)
・「ビデオ・ビットレート」にチェック後、1000kbpsから2000kbpsの間で数値を入力する。
(仕上がり時のファイル容量と画質のトレードオフ)
・設定後「OK」を押す
ついで、音声の設定を行うため「オーディオ・トラック」を選択後、下記の通り設定する。
・「可能ならば元音声パススルー」のチェックを外す
・「オーディオ・ビットレート」にチェック後、「MP3」を選択し、ビットレートを選択する。
(192kbps以上が望ましいと思う。)
・設定後、「OK」を押す
ここまで済んだら、左上の緑色の「開始」ボタンをクリックし、変換(エンコード)を実行する。
変換が終了すると下記のようなダイアログが出現するので「開く」をクリックし、
完成したファイルの保存されているフォルダを開く。
完成したファイルは上の様に拡張子が「.divx」となっているので、FH-780DVDでも認識出来る様に「.avi」へと変更する。
「拡張子の変更って何?」って質問はGoogle先生まで。
変更した後のファイル(今回の例では「ビデオ12.avi」)をUSBメモリ等へコピーして、FH-780DVDで再生できれば完成だ。
それにしても、「フォーマット読み込み中」がとってもとっても長くて、実用に耐えないような気がする…。
オーディオと違ってビデオはデータベース作成もできないようだし。
最後に、言うまでもない決まり文句ではあるが・・・
・運転中の運転者の視聴(危険がデンジャラス)
・どっかから落っことしてきてポン(改正著作権法のダウンロード禁止等)
コレだけは気を付けてくださいね…。